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第九章 結び

第九章  結 び(1/2)

極めて貴重な実績残す

北九州管工事協同組合の組合員たちは未曾有の阪神淡路大震災の発生に当たって、応急給水隊と神戸市水道施設の復旧隊を素早く送り出した。ボランティァとしての派遣は初めての経験である。派遣は40日という比較的短い期間であり、動員数も45名と必ずしも大人数というわけではなかった。しかし、この給水隊と施設復旧隊が残した実績は極めて大きく、その足跡は貴重限りないものがある。 

 復旧隊が取った行動を振り返ってみた。 
 まず、応急給水隊と神戸水道施設復旧隊を総括管理する北九州市水道局の事前対応が的確で素早く、時期を得てタイムリーであったこと。給水隊は災害発生日の翌日には現地に到着し、地元の2自治体を除き、遠路駆けつけた給水隊の中では「一番乗り」であった。さらに施設復旧隊の受け入れ態勢(宿泊所、担当区等)を、考えられる現地の環境の中で最高のものを準備した。 
 次に、災害復旧隊を募集し、編成し、バックアップをした北九州管工事協同組合の存在である。組合に対策本部を作り、三役を中心に理事会が強力に支援活動を支える。北九州水道局との調整も行った。この仕組みが無かったら、全ての計画はこれほどスムーズに実現できなかったであろう。 
 そして、隊員は多くの技術を持った組合員で構成され、人材が豊富であった。一日中働いて汗と泥、埃まみれになっても洗い流す風呂もない。余震は絶え間なく続く。このような厳しい環境の中で1人の事故者や病休者さえ出さなかった。決して若くはない技術者たちは配管工としての長けた技術を要求され、ボランティア魂を持っていた。その1人ひとりが十分にその役目を果たした。 

 これらの3条件が整い、生かされた結果が以上のような優れた結果を残した。
現在の神戸市役所。旧水道局があった市庁舎
2号館は8階建ビルだったが3階分が切り下げ
られ、水道局は別ビルに移転した。
(平成16年10月)
将来、このような大災害が再び起こらないことを願う。
 しかし、いつ何時、どんな大災害や予期できない非常事態が我々に襲いかかってくるか分らない。決して心を緩めてはなるまい。常日頃から非常時に備えて態勢を整え、研鑽を積んでおくことが大切であろう。
2024年4月
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